わたしは彼を殺した、そして彼に殺される

わたしの上半身がはだけ、

スカートも切り裂かれて…

たしかに、襲われた感じに見える。

でもね…

肝心のわたしが動かないと意味ないよ。

と、考えてたら

ギシッ…

ギシッ…

わたしの机の引き出しが
少しずつ開いてる。

あれは鍵がかかってたはず。

…あっ!
< 42 / 130 >

この作品をシェア

pagetop