わたしは彼を殺した、そして彼に殺される
一人で食べてると…
あの人がやってきた。
わたしの姿が目についたんだろう。
「一緒に食べない?」
ありがとう、
感謝の気持ちはあるんだ。
でも…
今はなんか独りでいたい気分。
だったから、
「あ、大丈夫、大丈夫」
と、わたしは誘いを断る。
ふと…
突き刺す視線を感じた。
今度こそ、あいつ??
また、わたしはキョロキョロする。
けど、さっきと変わらない光景。
気のせいか。
ふぅ。
寝不足のせいかな…
身体も心も、気だるかった。