わたしは彼を殺した、そして彼に殺される
拾捌
しばらくして、影からまた声がした。
「お前のことは、これからも守っていくからな」
さっきと同じ穏やかな彼の声だった。
やっぱり夢じゃないんだ。
わたしは昔した約束を思い出した。
「わたしのことどれくらい好きー?」
わたしは、冗談半分に聞いたのに…
彼は真顔で答えてくれた。
「おれは命をかけてもお前を守るから。周りがみんな敵になっても、おれはお前を守り抜くからな」
あまりにまじめ過ぎて答えるから、
つい、笑っちゃったけど…
嬉しかったんだよ。
ほんとは涙が出そうだった。
素直に接していればよかった。
「お前のことは、これからも守っていくからな」
さっきと同じ穏やかな彼の声だった。
やっぱり夢じゃないんだ。
わたしは昔した約束を思い出した。
「わたしのことどれくらい好きー?」
わたしは、冗談半分に聞いたのに…
彼は真顔で答えてくれた。
「おれは命をかけてもお前を守るから。周りがみんな敵になっても、おれはお前を守り抜くからな」
あまりにまじめ過ぎて答えるから、
つい、笑っちゃったけど…
嬉しかったんだよ。
ほんとは涙が出そうだった。
素直に接していればよかった。