甘い姫のスパイス達


「「「きゃーっ!!」」」



噂を聞き付けてか…
さっきまでは男で溢れかえっていた
メイド喫茶には女の子の
塊ができていた



この三人はダメだよ…
健全な女子大生を前に


このルックスの三人は…




既に昴くんと秋人さんと
遥斗さんは囲まれていて

三人はホストスイッチが
オンになってしまったみたい



「ありゃー……」


私がそう呟くと
沙夜が隣にやってきた


「遥斗さんとられたね、」



ホストスイッチが入った
遥斗さんははじめてあった時
しか見たことなかったし


正直、かっこいい…



「まぁ、そう妬かないの♪」



「や、妬いてないっ!」



沙夜に私はムッとした
顔をして反抗したけど
沙夜には上手く交わされた


< 108 / 213 >

この作品をシェア

pagetop