甘い姫のスパイス達
「「きゃーっ!!」」
ライブが終わってからは
龍たちは女子高生や
色んな女の子に囲まれていた
「今は無理そうね、」
沙夜がそう言って皆納得したようで
その場を離れて学祭を
楽しむことに決めて校内に入った
「私先輩たちのクラス行くから
昴!秋人さん!ついてきて!
遥斗さん、莉亜よろしくっ!」
沙夜はそう言うと
嵐のように昴くんと秋人さんの
手を引いてどこかに行ってしまう
「え、沙夜!?」
私の叫びは虚しく。
沙夜たちはすでに見えなくなっていた
遥斗さんと二人だなんて…
さすがに心臓がもたない…
「おい、案内してよ、」
「え…あぁ、はい!!」