甘い姫のスパイス達




「「きゃーっ!!」」



ライブが終わってからは
龍たちは女子高生や
色んな女の子に囲まれていた



「今は無理そうね、」



沙夜がそう言って皆納得したようで
その場を離れて学祭を
楽しむことに決めて校内に入った



「私先輩たちのクラス行くから
昴!秋人さん!ついてきて!
遥斗さん、莉亜よろしくっ!」


沙夜はそう言うと
嵐のように昴くんと秋人さんの
手を引いてどこかに行ってしまう



「え、沙夜!?」



私の叫びは虚しく。
沙夜たちはすでに見えなくなっていた



遥斗さんと二人だなんて…
さすがに心臓がもたない…



「おい、案内してよ、」



「え…あぁ、はい!!」





< 116 / 213 >

この作品をシェア

pagetop