甘い姫のスパイス達
第2章
気づいた気持ち
―――――――
突然の告白から月日が経って
クリスマスが近づいてきた
冬休みだし、
カフェも無事にまたオープン
相変わらず
色んな年代のお客さんが来る
今日は沙夜と出掛けるから
また何時もの喫茶店で待ち合わせ
「莉亜!遅れてごめん!」
「おはよう!寒いね」
あの告白の件を沙夜に話したら
沙夜は薄々気づいていたらしい
どうして言ってくれなかったのか…