甘い姫のスパイス達



あまりに突然で私は
自分の唇を押さえたまま固まった




「バイト、気がすむまでやれよ
ただ、夜は俺の側にいろ」



「あ…うん…」




相手はホスト。
遥斗さんからしたらキスなんて


誰にでもするような…
挨拶みたいなものかもしれない




だから、気持ちがわかんないよ…


















< 149 / 213 >

この作品をシェア

pagetop