甘い姫のスパイス達
常連とやきもち
あのキスからは
遥斗さんとは特に何もなくて
ますますキスをされたことに
モヤモヤが募っていく
バイトの時間を減らして
今は遥斗さんの側で事務をしてる
「疲れたー!」
パソコンを閉じて大きく
背伸びをしながら時計を見た
深夜の2時
まだホストの皆はお店。
事務室に一人寂しく仕事をしている
私が事務に入ってからは
遥斗さんは毎晩お店に出るから
お客さんもかなり増えた
やっぱり代表はすごい
「莉亜ー!!いる?」