甘い姫のスパイス達



「あはは、本当ですね!」



遥斗さんは私をみて
微笑んでいて


ちょっとドキッとした。



まてまて!ドキッて…
確かに遥斗さんはかっこいい


さすが女の子を分かりきってる



「ま、時間ないんだよな」


遥斗さんが腕時計を見ながら
苦笑してたから私も携帯を開いた



「げっ!12時?」


「いや、あまりに幸せそうに
寝てっからさ…」



あ、私としたことが……

なんで私昔からこうバカなのか



「顔に出てる。

仕方ないけど戻ろうか」



「あ~はい!
ありがとうございました!」



私は慌てて頭を下げてから
再び遥斗さんの車に乗った



夜景とか滅多に見ないから
ちょっと夏の思い出になったかも♪




< 77 / 213 >

この作品をシェア

pagetop