甘い姫のスパイス達
「げっ、食堂多いなー」
沙夜が顔をしかめて
食堂の席が空いてるか確めていた
「ぎゅるる~」
「「…………ぶはっ!」」
私のお腹の虫がなった…
それが結構大きくて
沙夜と龍は二人して
肩を震わせながら笑ってる
「も、もう!!笑わないで!」
「あー(笑)ごめんごめん」
沙夜は涙を拭きながら
メニューに目線を落とした
「莉亜はパスタだよな、
悪いけど席取っててよ」
「あ、了解っ!!」
私は空いてる席に
座って場所を取った。