甘い姫のスパイス達



「あの~」


「「「どこに入る??」」」


ビクッ

もう…私話せません!
先輩の勢いにはかなわない…



「私…その、
天文…学部に入ろうかと…」


私が小さな声でそう言うと
誘ってきた先輩たちは
肩をガクッとわかりやすく落とした



「う…ごめんなさい!」


頭を下げて先輩たちをみた
折角さそってもらったのに
申し訳ない。


「いーよ!!
確かに天文学には要いるしな
あいつはやっぱモテるよな」


要…?
先輩たちは諦めて
自分たちのサークルに
戻っていく


「天文学部♪いいかもね!」

沙夜は賛成みたい…


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