LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】
背中にひんやりとした物が
それが壁だと理解するには時間がかからなかった
「さっきからなんなの!?どいてよ!」
蓮の体を両手で思いっきり押してみるが女が男の力に勝てるはずなく
「いっ…たい…」
両手とも頭の上で蓮の左手で抑えつれられた
その力はとても強く、私にとってはすごく痛い
「は、放せよ…」
手から伝わる痛みによって私の声は小さくなる
なんでこんなことになってんのよ!!
「なぁ…」
「な、なに!」
吐息がかかるほど顔が近くて、シャンプーの香りまでする
「俺が言う質問に答えろ」
「わ、わかったから!」
蓮の口から出てきた言葉は私の想像をはるかに超えたものだった