LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】



「ねぇ…蓮?熱あるんじゃないの?」


私がそう聞くと


「はぁ〜…」

って大きなため息をつかれた


「れ、蓮…?」

「お前さ、今の状況わかってんの?」

「え、わかってるけど」

「わかってねぇだろ」


そう言うとまたため息をついた

あんまりため息つくと幸せが逃げるのに…



「姫華」

「ん?」

「1つ言っておく」


私の目を真っ直ぐ見て言った


「俺は男、お前は男装してるけど女、
男と女が1つ屋根の下で暮らしてんだぞ?
男には理性ってもんがあるんだ。
俺だってこれでも抑えてんだからな。
もし、理性がとんだりしたら…」


蓮の顔が近づいてくる


そして、私の耳元で呟いた

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