LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】
「涙、離れろ」
なかなか離れてくれない涙に手を焼いていると
後ろからブラックオーラが漂ってきた
「蓮?なんで離れなきゃいけないの?」
振り返ると蓮と朔がきていた
涙はぷくーっと頬を膨らませて蓮に言う
「嫌がってるだろ、あまりしつこいと嫌われるぞ」
「うぅ…はーい」
涙は渋々離れてくれた
涙のこと嫌いにはならないけどね!
涙が私から離れると蓮から放たれていたブラックオーラは薄くなっていった
…気がした
なんでブラックオーラが出ていたのかな?
「輝…ちょっといいか?」
ブラックオーラの理由を考えていたら朔から話しかけられた
「ん?いいけど」
「中庭で話そう」
「おう、わかった」
こんなに真剣な顔をした朔は初めてみた
少し緊張しならがら朔の後をついていった