LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】
◇
「急に悪いな、呼んだりして」
中庭につくなり、朔が口を開いた
「ううん、大丈夫だから。
それで、話ってなに?」
私がそう聞くと朔はすこし気まずそうに目をそらした
そしてゆっくりと口を開く
「輝ってさ、女…なのか?」
あぁ…そんなことか
いつもより真剣な顔だからもっと重大なことを聞かれるかと思ったよ!
ん?…まって…
「お、俺が女ーー!!?」
今、朔が女だって聞いてきたよね!?
もしかして…バレちゃったの!?
「あぁ…前々からそんな気がしていた」
目を合わせようとしない朔
朔は私が女だっていうことの確信を持っているような感じ
「もし、輝が女だって言うならば
俺はもう、お前と一緒にいれない」
その言葉を聞いて、私は覚悟した
嫌われる覚悟で朔に全部話そう