LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】

≠姫華side





私は朔の過去をきいた




「なんで言ってくれなかったの?
そんな辛いこと…
1人で抱え込まないでよ!
朔は1人じゃないんだよ?
私だって力になりたいよ!」


友達が…朔が

こんなに辛い思いしてるなんて思わなかった


「俺のために必死になってくれてありがとう…っ」


「必死になっちゃうよ…!
朔は…朔は私の友達だもん!」


朔は目を細めて微笑んだ


「友達…か。
輝は俺にとっての初めての女友達だな
信用できるよ」


「うん!認めてくれてありがとう」


私は朔に認めてもらえたことが嬉しくて
とびきりの笑顔で言った



「あ、うん…」


朔の顔が赤くなったけど

それは私たちの上で輝いている
太陽のせいだと思う








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