シアワセ
道井君は慌ててる。

なんで桂城さんが謝ってんの!? ってテンパってる。

『道井君〜慌てすぎ!道井君ってホント面白いね。』『そうかな?ってか2‐1って楽しいクラスだな!みんないいヤツだし。』

またニコニコ楽しそうに話してる。

『って!違う違う!桂城さんごめん。お詫びになんでもします…』

『そんな…いいよ。気にしてないし!』

道井君は納得できないみたい…。

『じゃあさ、野球教えてくれないかな?』

道井君の目が見開かれた。えっ?ってボソッ言ってる。

『やっぱ嫌?』
『んあ?いや!むしろ嬉しびっくりだよ。マジでそれでいいの?…あ〜でも教えるってのもどうすりゃいいんだ?…そうだ!』

なんかひらめいたみたい…
『桂城さんさ明日ヒマ?』『ん?あぁ、ヒマだよ〜』『じゃあ野球見てこよう!生で!』

『う、うん!』


彼はよっしゃあ!!な〜んて喜んでる。…なんか楽しみかも…。
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