シアワセ
『あ〜…でもなぁやっぱ野球ならジャイアント?
…でもヤクルタは捨てきれねぇ…な、琴那はどの球団がいい?』

『え?…ん〜〜任せた!』
『オッケーぃ!!』

実は球団の名前は父のとこくらいであとはよく知らないの…

『そういや日程分かんねーじゃん!』

彼は携帯を取りだして調べ出した。

─────5分後

『よっしゃ決まり!琴那、ナイトゲームでもいい?』『OK!』

『よし。じゃあ明日、7時からの阪神vsヤクルタの試合なっ。場所は…ちと遠いけど神宮球場。どう?』
『大丈夫。何時頃集合?』
『じゃ、4時に駅で。一緒に行こーぜ?早めに行って、球場で遊ぶか!』

『そだね!』

なんだか凄く嬉しくて自分がすっごくニコニコしてるのが分かった。

わたしはあの後純也とメアドを交換して野球のルールや球団、純也の好きな選手のことを教えてもらった。

彼はヤクルタという球団が好き。

規由(のりよし)という投手とわたしの父に憧れているんだって。

また1つ、純也のことが知れた。それだけのことが凄く嬉しくて、

シアワセ

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