別の手を選んでも(短編)
 
 別の手を選んでも

 きみを忘れないでいていいですか?



 心の奥底に

 きらきらと

 宝石のように

 宝物ように



 そっと・・・

 しまっていてもいいですか?



 別の手を選んでも

 きみを

 好きだった日々の記憶を

 忘れないでいてもいいですか?



 ねぇ?



 もう会えないきみは

 なんて

 答えてくれるのでしょう



 
                       完
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