別の手を選んでも(短編)
 (登場人物紹介)


 山本 芽生(ヤマモトメイ)



 中学三年の四月に住み慣れた場所から、親の転勤で、知らない地に引っ越すことになった。

 好きな人は生まれたときからの幼なじみの遼(リョウ)。

 宝物は、遼からもらった四葉のペンダント。

 現在、高校二年生。



 佐伯 遼(サエキ リョウ)



 芽生の、生まれたときからの幼なじみ。同じ社宅で、過ごしてきた。

 綺麗で整った顔をして、とても優しい性格をしている。

 芽生の家の転勤で別れてから、二人は二年あっていない。

 音信も不通となっている。

 現在、高校二年。芽生の記憶の中では中学生のまま。



 相原 陸(アイハラ リク)



 転校してきた芽生を助けて、いつも支えてくれた。

 芽生のことが好き。中学の卒業式の日に芽生に告白している。

 背が高く、すこし金色がかった茶色い髪をしている。

 現在も、芽生とおなじ高校に通って、そばにいてくれている。高二。
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