最高の笑顔を【短編】
パタパタパタ……。



「ハァ…ハァ…。びっくりしたぁ…。」


パタパタパタパタ…。

「えっ!?」

「ハァハァ…ハァ…。な…んで…泣いてんだよ……。」



翔がきいてきた。


あたしはまだ翔があたしなんかの事を心配してくれているというのがとても嬉しかった…

あたしはまた、涙がでてしまった…。
その時……


ギュ……

(え…?)

翔があたしを抱きしめた……。



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