最高の笑顔を【短編】
「彼女…。あぁ!いるよ!」



ズキ…






「そっか…。じゃあ彼女には内緒にしておかないとね!!」

「アハハハハ!だな!」

「それじゃ…あたしいくね!」

「あっ!ちょっ!まっ!!」

「じゃあね!!」



それからのことは覚えていない…。冷たくて少し心地よかった風もとても冷たく感じた…。



翔があの時うえていった種はいつのまにか芽をだし、大きく成長していた……



そして、さっきので花が咲いてしまった…。




後は散るだけになった……。


でも、あたしはこの花をまだ大切にしていたい…。


まだ……



大切にしてたいょ………。



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