最高の笑顔を【短編】

やっぱりつらいよ…

「あきさん俺と付き合ってください!!」

「え?!あたし?!」

「はい!俺は1‐Dの大木武〔オオキタケル〕ていいます!」

「え!?何であたし?」

「可愛かったからです!」

「いや…そんなはっきり恥ずかしいこといわないでよ…。それにあたしあなたのこと知らないんだけど。」

「はい!だから1週間だけ時間をください!その時だけ仮の彼女になってください!で、俺と付き合う気になったら正式に彼女になってください!」

「ウーン…。いいょ。1週間よろしくね。」

「ありがとうございます!じゃあさっそく今日一緒に帰りませんか?」

「いいよ。」

「やったぁ♪ありがとうございます!……あっ!今日部活あったんだった!スイマセン…待っててもらってもいいですか?」

「いいよ。何部?」

「野球部です!」

「そうなんだ。じゃあみててあげる♪」

「それはちょっと恥ずかしいっス。」

「気にしないで頑張ってね~♪」

「はい!」




そしてあたしは武くんをまつことになった。



はぁ…翔と同じ部活かぁ…。翔に気付かれないようにしないと。



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