赤い糸のその先は…。
あれから、ブラブラ歩いて20分。
課長のマンションの近くの居酒屋に入った。
ずーっと歩いていたから、さっきからお腹の虫が鳴りっぱなしだった。
聞こえてないよね。?
店員さんに料理を注文してから食事が運ばれてくるまで、
二人はずっと無言だった。
課長もあの場面を見たわけだから、
きっと私に対して何を言っていいのか分からないんだと思う。
だって、私がお兄ちゃんの事が好きだって言ったから...。
私が失恋したんだと思っているよね。きっと。