赤い糸のその先は…。


うきゃっ。


ビックリして飛び上がった。


誰だろう? ユキちゃんかなぁ。 麻美ちゃんかなぁ。


どちらにしても、二人には相談にのってもらわないと...。


あれ? 見たことがないケー番だ。


「も、もしもし?」


「あー、俺だけど。」


「オレオレ詐欺だったら、お断りですよ?」


「田崎だ。」


「かっ、課長?」


「今、家に居るのか? ちょっと、出てこられないか?」


「嫌です!」


「...頼む。...さっきの謝りたいんだ。」


「・・・・。」


「なぁ、頼むよ...。」
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