【続】自己中心的女教師





それにしても、莉子が全然来ない。

あ、今日は男バスがOFFなため莉子と初めての放課後デートとなっている。


が、莉子は遅刻している。





「ごめーんっ!待った?待ったよね?」

やっと莉子が来た。

「むっちゃ待ったっつーの。今日奢れ」

「え、そうだよね、ごめん……お金あるかな?」

そう言って莉子はピンクの長ザイフを取りだし中身をチェックした。

「冗談だよ」

「ええっ?!」

莉子は相変わらずいじりがいあってかわいい。

ものすごい純粋なヤツ。









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