【続】自己中心的女教師
学年集会の時にたまたまあたしの隣に倉田くんが並ぶ形になり、あたしがふと彼を見たら、……むっちゃあたしのタイプだった。
なんか一目惚れって見た目しか見てないってことだからちゃんと中身もどんな人か知ってから好きになろうと思ってたのに。
なんか……いつの間にか惹かれちゃってた。
SNSでなんとか繋がって、lineのID教えてもらってlineのメッセージでやり取りして自分から話しかけたりして……アドレスを教えてもらって今にいたる。
今の関係は多分、“知り合い”と言ったところだろう。
でもあたしにしてはけっこう頑張ったような気もする。
お互い名前も知らないところから知り合いまで格上げできたんだもの。