【続】自己中心的女教師
夏夜サイド
いってぇー……。
何すんだよ望月の奴。
「加減ってモンを知らねぇのか?!」
朝のホームルームが終わり放課後になった頃に、望月に屋上に呼び出された(まあ予測はついていたが)俺は文句を言った。
「アンタが初っぱなから寝てるからでしょう?!桜井だってずっとアンタのこと起こしてくれてたのに!」
「アンタって生徒の肩持つんだ?意外」
「教師にアンタ言うな!!てか寝るな!」
望月は指差して言った。