【続】自己中心的女教師
やっと部活に行ける!!
俺は猛ダッシュで体育館へと走った。
「あ、倉田今から2年ちょうどグラウンド十周だから」
バスケ部の副部長の堀川先輩がグラウンドを指差し言った。
「はい!」
マジかよ、と心の中でため息をつきながら俺は返事した。
「夏夜おせーよ!」
親友の佐藤大希が俺を向かえた。
その他友人達が「やっと来たか」など言って出迎えてくれた。
「俺さっき猛ダッシュで走って来たのにまた走んなきゃなんねぇの?」
「当たり前だろ」
大希がサラリとツッコミをいれる。