【続】自己中心的女教師
「銀さんに頼まれて敵とかいろいろ斬ってた夢だ」
「どういうシチュエーション?!」
「たくさんの敵が俺に襲いかかって来るんだけどみんなけっこう弱くて俺が全員斬っちゃって。甚八に『ぜひ万屋に入ってください』とかスカウトされて参ったわ」
今思えばすげぇ夢だったな。
「……よかったな」
大希は呆れてその一言しか言えなかった。
「夏夜!大希!見ろよあれっ!!」
友達の山田が俺と大希の腕をいきなり引っ張った。
「っなんだよ」