私と先輩。
ホント、天使みたいだ。
通り過ぎてく男子も、顔を赤くしてひなたちゃんを見てる。
「あ、でも2年生は今日は早く帰ってたよ?」
帰ってく柏崎先輩が見えたから、よく覚えてる。
「え”!そうなんですか?あ~、地味にショック…」
「…よかったら、一緒に帰らない?」
「はいッ!ぜひ♪」
…ほんと、いい子だなぁ。
「あ、私柏崎先輩の知り合いの、最勝寺誠。よろしくね」
「はいッ!今朝会いましたよね。その時、すっごくカワイイなぁ~って思って見てましたッ!」
「私より、ひなたちゃんの方がカワイイよ」