私と先輩。


「?おはよう委員長」


手を振ったけど、思いっきり顔をそらされてしまった。


「?」



あ、そういえば委員長と先輩、付き合ってるんだもんね…。


不安に、させちゃったかな…?


ずきっと、罪悪感で胸の奥が痛くなった。



「――ほうほうほう…♪…誠、先輩に告白してみたら?」


ギュッと私の手を握って、微笑む奏。



……告白?


心臓が、またドキドキし始めた。


私が、先輩に告白…。


「む、無理ッ!!!!」


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