私と先輩。


「、実は…」


――――――――…。



ひなたちゃんの話によると、先輩と委員長は小さいころからすごく仲が良くて、よく一緒に遊んでいたらしい。


委員長が小学校2年生のとき、父親が女を作って家を出て行ったらしい。


『…ゆみ』


『…パパは、ママのこと好きでけっこんしたんじゃないの?』


『…』


『あたし、いらない子なのかな?消えちゃったほうがいいのかな…!?』


泣いてる委員長の隣りに座って、先輩は


『…っ、ボクが、ゆみを守ってあげるから!ボクは、ゆみからはなれないよ…』


必死に、委員長を抱きしめて、元気づけていたらしい。



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