私と先輩。


軽く、放送委員長に殺意が芽生える。


多分、今の私の顔は真っ赤だろう。


「おぉ、マジで可愛い…」


「あれは…反則だな」


「萌えるなぁ~」


男子たちが何か言っていたけど、恥ずかしいし全力で走っていたので何を言っているのか全然聞き取れなかった。


次は、借り物競走だ。


紙に書かれているものを借りに行かなくてはならない。


紙に書かれていたのは、〈異性のメル友〉。


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