私と先輩。


ニヤニヤと私と歩いてく先輩を交互に見てる奏。


「…違う」


「え~!?まぁ、なんかあったら教えてねッ!」


ニッと無邪気な笑顔の奏。


「……何か、あったらね」



パァンッ!


「お、始まったねぇ~」


3年生の、障害物競走が始まった。


先輩の姿は、すぐに見つけられた。


意外と、足速いなぁ…。


「「「柏崎せんぱーいッ!!!」」」


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