【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
そして蓮は無事、ロールキャベツを完食。
……あーあ。
食事中、一度も蓮と喋ること出来なかった。
「「ご馳走様でした!!」」
「ご馳走様……」
蓮の顔……疲れ切ってる。
ロールキャベツ食べるのに相当パワーを消費したんだ。
「……蓮、大丈夫?」
私は心配になっておそるおそる声をかけた。
「……黙れ。」
蓮はそう言って自分の部屋へ入っていった。
「蓮、拗ねてるのよ。ちょっといじめ過ぎたかしら?」
と、笑いながら洗い物をする菜々子おばちゃん。
「あ、由那ちゃんお風呂行ってきたら?もう沸いてるはず。」
菜々子おばちゃんは、にこっと私に微笑んでお風呂場に確認しにいく。