【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!








「ちょっと待ってね。」



由那はシチューをスプーンで掬い、ふーふーと冷ました。




「はい。」



そして恥ずかしそうに俺の口にスプーンを運んだ。




ん、美味い………




「ど、どう?美味しい?」



「不味くない。」




俺は遠まわしに『美味しい』と言った。



そんな俺を見て由那は「良かった」と微笑んだ。




「てかさ…」



俺は由那に聞こうと思って口を開いた。
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