【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
キーンコーン―――
チャイム音で目が覚める。
あ……私寝てた!?
「はい、じゃあ授業終わります。」
先生が言うと、みんな起立する。
それに続いて私も起立する。
「あ、寝てた桃井と結城は放課後資料室の掃除な。」
「え!?」
先生がにやっとしながら私と蓮を交互に見る。
資料室の………掃除!?
最悪だ……はぁ……。
ん、待てよ。
『桃井と結城』って……言ったよね!?
やったぁ!!
蓮と喋るチャンス!!
「礼」
委員長の声とともに私は未海ちゃんの席へ走った。