【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!





********




「先生、ありがとうございました。」





家に到着し、私は重たい頭を下げる。



「いえいえ。お大事に。」




そして先生は帰っていった。




はぁ……菜々子おばちゃんに迷惑かけちゃうな……蓮に続いて私まで熱を出すなんて。



私は重い足取りで家に入った。




「ただいまー。」




私が言うと、蓮が2階から下りてきた。




「……あれ、早くねぇーか?」




「実は……熱が出て体育の途中で倒れて……芹沢君に保健室まで運んでもらって早退したの。」




「……お前、最近芹沢と仲良いな。」




え……そ、そうかな?




まぁ、確かに最近喋ること増えたけど……
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