【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「お前が昨日隠してたのって……このこと……だろ?」
私は素直にコクリと頷いた。
あぁ……恥ずかし過ぎて余計に熱出そう……
「何で隠してたんだよ。」
「そ、それは……恥ずかしかった……から、です。」
そんなの本人に言えるわけないじゃんか!!
て、てか蓮、顔真っ赤……もしかして……
「蓮も恥ずかしい……んだよね?」
「うるせー。」
蓮はそう言いながら自分の髪をくしゃくしゃっとした。
「とにかく!!……その、キスして……悪かった。」
「え、でもそれは私が──「今日は俺が晩飯作るから。じゃーな。」
バタン───
真っ赤な顔の蓮は部屋を出て行った。
蓮……可愛いんだけど……