【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「まさか、お前が俺のこと好きだったとはな………全然気づかなかった。」
「あー、そういえば、勇人君が『蓮は恋愛に関しては鈍感だから』だとか何とか言ってたよ。」
私はクスッと笑う。
「勇人のヤツ………」
蓮は顔を赤くしながら髪をくしゃくしゃと触った。
「私、蓮と付き合うなんて現実ではありえないって思ってた………だからね、すごく嬉しいの……っ」
私はギュッと蓮を抱きしめた。
「ゆ、由那っ……」
「蓮、だーいすき。」
蓮を抱きしめながら見上げてそう言った。
蓮………顔が真っ赤。