【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
ドスン───
「いったぁ……くない!?」
下を見ると、蓮が私の下敷きになっていた。
「蓮!?」
「早くどけよ……」
「あぁ、ごめん!!」
私は慌てて蓮の上から退く。
蓮……助けてくれたの?
「蓮……ごめんね……」
「ほんとお前は昔からドジだな。」
と、呆れたように言う。
小さい頃もそうやって文句言いながら助けてくれたよね。
そんな……優しい蓮が好きなんだ。