【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「私も目的の焼きそばパン手に入れたし、教室帰ろうか。」
「うん!」
そして教室に戻った。
蓮は、勇人君が自分の椅子を蓮の机のところに持ってきて2人で仲良さそうに食べていた。
蓮にお礼言おうっと……
「未海ちゃん、私、蓮にお礼言ってくるね!!」
未海ちゃんにそう伝えて蓮の席に向かった。
「蓮、さっきはクリームパン、あ、ありがとう!!」
私は深くお辞儀した。
「あぁ……別に。」
蓮は無愛想に答えたけど、きっと照れ隠しなんじゃないかと勝手にだけど思った。
「あ、もしよかったら由那の机と蓮の机合体させて中田と4人で食べない?」
勇人君がニコッと笑う。
「あ、う、うん!!」
私は嬉しくて大きく頷いた。
そして未海ちゃんに駆け寄る。
「未海ちゃん、あのね、勇人君と蓮と4人で食べよっ!!」
「あぁ、うん。いいけど。」
やったーっ!!と心の中で叫んで私は自分の席に戻り、早速、蓮の机に私の机をくっつけた。