【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!






「私も目的の焼きそばパン手に入れたし、教室帰ろうか。」





「うん!」





そして教室に戻った。





蓮は、勇人君が自分の椅子を蓮の机のところに持ってきて2人で仲良さそうに食べていた。





蓮にお礼言おうっと……





「未海ちゃん、私、蓮にお礼言ってくるね!!」





未海ちゃんにそう伝えて蓮の席に向かった。





「蓮、さっきはクリームパン、あ、ありがとう!!」





私は深くお辞儀した。





「あぁ……別に。」





蓮は無愛想に答えたけど、きっと照れ隠しなんじゃないかと勝手にだけど思った。





「あ、もしよかったら由那の机と蓮の机合体させて中田と4人で食べない?」





勇人君がニコッと笑う。





「あ、う、うん!!」





私は嬉しくて大きく頷いた。





そして未海ちゃんに駆け寄る。




「未海ちゃん、あのね、勇人君と蓮と4人で食べよっ!!」





「あぁ、うん。いいけど。」





やったーっ!!と心の中で叫んで私は自分の席に戻り、早速、蓮の机に私の机をくっつけた。
< 233 / 344 >

この作品をシェア

pagetop