【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「な、何笑ってんだよっ!!」
「いや、蓮があまりにも可愛いからさ。」
私がそう言うと蓮は真っ赤な顔で不機嫌そうな顔をした。
「うるせーよ、バカ」
蓮は頭をくしゃくしゃっと触った。
てか、前から思ってたけど蓮ってよく頭というか髪をくしゃくしゃってするよね……?
「あ、蓮って照れてるとき、いっつも髪をくしゃくしゃってやるよな〜」
勇人君がニヤリと笑う。
え……
「そうだったの!?」
「あぁ、蓮の癖なんだよ。本人は気づいてるのかね?」
勇人君の言葉で蓮の方を見ると、険しい表情をしていた。
「あらあら?その表情は気づいてなかったってことね?」
未海ちゃんがからかう。
「……るせ。」
蓮は耳まで赤くした。
こうして、蓮をからかう昼休みは終了した。