【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
蓮に秘密の図書室
午前の授業を無事に終え、あっという間に昼休みになった。
「由那ーっ、ご飯食べよ!」
「うん!」
今日は菜々子おばちゃん特製の唐揚げ弁当。
最近は購買より、お弁当の方が多い。
まぁ、私は菜々子おばちゃんのお弁当の方が好きだからいいけどね。
お弁当を開くと、唐揚げの香ばしい香りがした。
「うわぁ〜……今日もお弁当美味しそうだね」
未海ちゃんが羨ましそうにお弁当を見る。
「えへへ。菜々子おばちゃん、料理上手いからね」
菜々子おばちゃんの料理以上に美味しいものはない!!ってぐらい美味しい。
「その、結城のお母さん見てみたいわ……」
「きっと未海ちゃん、美人過ぎてビックリすると思うよ。」
「へぇ〜……そんなになんだ……」
そして2人で手を合わせて「いただきまーす」と食べ始めた。