【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
鞄を置き、ベッドに座ってボーッとしていると部屋のドアが開いた。
「蓮………?」
「……ごめん。ちょっといいか?」
蓮の言葉にコクリと頷く。
そして蓮は私の隣に座った。
「あのな………今日はごめん」
「えっ……?」
いきなり謝られて驚きを隠せない。
「俺………全然お前に何もしてやれてない」
蓮は悲しそうで悔しそうな目をして、俯いた。
こんな蓮、初めて見たかも……