【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「由那、おはよー。」
「未海ちゃん、おはよ。」
芹沢君が友達のところへ行った入れ替わりに、未海ちゃんが学校に来た。
「朝から芹沢君とラブラブしちゃって〜まさかの浮気ですかい?」
からかうように未海ちゃんが私の腕を肘でツンツンする。
「か、からかわないでよ〜…」
「ま、由那の王子様は結城だけだもんねー?」
そう言われると恥ずかしい。
確かに私の中の蓮は王子様だけどさぁ……でもみんなからしたら芹沢君の方が王子様に近いかもね。