tear...

私は今日見た夢はなんだったのかモヤモヤし続けたまま、
学校へ足を運んだ。



「愛梨ぃ～！」


「あ、胡桃～！」



相変わらず可愛いなぁまったく。

胡桃といるといつも嫌なこととか忘れられる。


でもあの夢だけはダメなんだよな～。



あぁいいや。


胡桃と合流し、二人で仲良く校舎へと入っていった。


「ちょぉっと栗山さんたちぃ～」


何だコイツ。


多分一年の頭張ってるという
オーラしか出せない奴だろ。


「何？私達教室に入りたいんだけど。」


「何その口の利き方。男子と仲がいいからって
　調子こかないでよ！この男好き！！！！」


「愛梨は男好きじゃない！！」


「うるさいぶりっ子！！！」



私をかばった胡桃に発したコイツの言動に
限界を達してしまった私。