林檎と薔薇
林檎の手は大きくて綺麗だった
見た目はかっこいい系 身長がまぁまぁ高くて肌の色はふつうに比べて白い 髪の色は私より金で少し長め 目は黒目で切れ長い
こんな田舎でもイケメンいるんだ…
そう思った
林檎「…なぁ薔薇自分で手洗ってくれねぇか?」
薔薇「え?」
私はぼーとしすぎて林檎が手を洗ってくれてたみたいだ
つかさ「二人とも 縁側にすわってスイカ食べよう」
ばぁちゃんが切ったスイカを縁側に置いた
林檎「ばぁ このすいかうめーだろ!?」
つかさ「ほんとだねぇ ありがとう リン」
林檎「へへっ ばぁのためならどこにでも探しに行くぜ!!」
二人は話ながらスイカを食べていた
林檎「薔薇?どうしたんだ?スイカ食わんのか?」
私は不思議に二人を見ていた
薔薇「スイカって手でもって食べるの…?」
林檎「へ?」
つかさ「そうだよ これが本当のスイカの食べ方だよ」
林檎「もしかして知らんかったのか?」
薔薇「うん…」
林檎「如月ってもしかして大財閥の如月か」
薔薇「しってるの?」
林檎「知っているさ てことは薔薇はお嬢さんか」
つかさ「私のひ孫さ」
林檎「ばぁのひ孫か よし!!ばぁ 夕方まで薔薇と散歩してくる!!」
つかさ「遅くなるんじゃないよ? 薔薇ちゃんこの辺わからないんだから見放すんじゃないよ?」
林檎「おう!!行ってくるわ!!」
つかさ「ゆうはんまでには帰ってきなさいよー」
そうばぁちゃんに言われたあと林檎は私の手を取って走り出した