お姫様に花束を
デモの理由
カノンside
「ん…………」
……朝……?
カーテンから朝日が差し込み、少し眩しい。
私はまだ閉じようとする目を何とかこじ開け、体を起こそうとした。
……が。
「あれ……」
体が全く動かない。
不思議に思いながら目を擦る。
すると、寝ぼけていた視界が一気に明るくなった。
「っ…………!!」
私の目の前にあるリオンの顔。
そして、背中にしっかり回された腕。
……私はリオンに抱きしめられたまま眠ってしまっていたのだ。
何とかその腕の中から出ようとする。
でも、静かな寝息をたてて寝ている割にリオンの力は強くて……。
なかなか抜け出せない。
どうしよう……。
起こすのも悪いし……。
「ん…………」
……朝……?
カーテンから朝日が差し込み、少し眩しい。
私はまだ閉じようとする目を何とかこじ開け、体を起こそうとした。
……が。
「あれ……」
体が全く動かない。
不思議に思いながら目を擦る。
すると、寝ぼけていた視界が一気に明るくなった。
「っ…………!!」
私の目の前にあるリオンの顔。
そして、背中にしっかり回された腕。
……私はリオンに抱きしめられたまま眠ってしまっていたのだ。
何とかその腕の中から出ようとする。
でも、静かな寝息をたてて寝ている割にリオンの力は強くて……。
なかなか抜け出せない。
どうしよう……。
起こすのも悪いし……。